実は

こんなちっちゃい人参洗うの面倒臭い!って、思ってます。でもこのちっちゃい人参がめっちゃ美味しいねんなぁ。そう思ったら美味しいもん食べるためにこの小っちゃい人参洗うかぁって、そう思いながら洗ってます。皮食べるとこ食べるとこなくなるし、皮はそのままでたわしでゴシゴシ。

今日の晩御飯は採りたてジャガイモ(試しに収穫してみた)、小っちゃい人参とスイスチャードのソテー、ズッキーニの花の天ぷら。ズッキーニの花の天ぷらを食べると夏が来たと感じます。

≪スイスチャードと人参のソテー≫

  • スイスチャード 一束
  • ちっちゃい人参 10個ほど
  • オリーブオイル 大さじ 1
  • ニンニク 小さじ 1

まず始めに野菜をしっかり洗います。小っちゃい人参はたわしやスポンジを使って。それから各野菜を適当な大きさに切り、フライパンを中火くらいに温めたら大匙1のオリーブオイルとニンニク小匙1(みじん切り)を加える。まず人参を中火で5分ほど炒め、その後スイスチャードの茎の部分を加えてさらに3分ほど炒める。軽く塩を振り、スイスチャードの葉の部分を加えてさらに2分ほど炒める。仕上げに塩で味付けして出来上がり。

≪ズッキーニの花の天ぷら≫

  • ズッキーニの花 6個 (カボチャの花やパティソンの花でもOK)
  • とき卵 半分
  • 小麦粉 大さじ 3
  • 冷たい水 大さじ 4~5
  • 塩 

ズッキーニの花の中に虫などがいないか確認し、汚れていたら汚れを取る。とき卵、水、小麦粉をさっと混ぜ、ズッキーニの花を液に浸して温度がしっかり上がった油でカラッと揚げたら出来上がり。さっと塩を振って、熱いうちに頂いて下さい。

自然って。

自然は美しいものを見せてくれたり、豊かさを与えてくれたりします。その自然が時には奪う場合もある。私は時にそれを忘れてしまいます。

ヨーロッパでは先週各地で大雨が降り、ベルギーのワロン地方では各地で川が氾濫したり今まで見たことのないような水害にみまわれました。悲しい事に沢山の方がこの水害により亡くなられ、まだ行方不明者の方も沢山いらっしゃいます。

週末からやっと天気が回復して、お日様もやっと顔を出してくれました。もう少し早くこのお日様が出てくれてたらなぁ、そんな風に思いながら。

日々こうして生活できることに感謝する毎日を過ごさないといけないんだなぁ、何事もないっていうのは本当に幸せな事なんだなぁとそう感じます。

明日の正午12時に国民の追悼があり、黙祷を捧げます。

ウサギが一番好きな野菜

畑の中にまだウサギが一匹(であることを望んでます)どこかに潜んでいて夜な夜な畑の野菜を食い荒らしますが、その中でも特に好きなのはこのカボロネロ。もうボロボロ。

サラダも好きなんじゃないかなぁと思っていたけど、サラダには見向きもしてないようです。好きな物をひたすら食べるタイプなのかもな。

何とか捕まえたいけどとにかく早くて。カールルイスなら追いつけるかもね。

あの人参が今。

春先に芽が出るか心配しながら蒔いたあの人参を収穫してみた。

ちっちゃ!

葉っぱめっちゃ立派やのに抜いてみたらめっちゃちっちゃい。。。

色んな野菜を育てていると簡単なのや難しいのやいっぱいあるけど、人参は結構難しいなぁと思う野菜の一種。

でも味は絶品。オリーヴオイルでさっとソテーして塩で味付けしたら、もう星レストランくらい美味しいよ!(星レストランで食べたことないからわからへんけど。)

赤ビーツ

赤ビーツって本当に赤い!切っても焼いても煮ても真っ赤!赤ビーツは赤野菜ナンバーワンやな。

そんな赤ビーツはめっちゃ健康に良いらしい。

その赤ビーツをサラダにすると綺麗な真っピンクになりました。

来週のお勧めです。

下茹でしたビーツに玉ねぎとマヨを和えてみたサラダ

トマトが・・・

今年のベルギーは例年とは全く逆なまるで日本の梅雨の様な天候です。今日もベルギーの各地で川が氾濫して町が洪水で溢れるような事態が起こっています。悲しいかな色んな対策をとっても自然災害を防ぐのは難しいです。一体こんな自然災害に人はどんな風に対策が出来るのか。

のんびり野菜にはハウスの様な施設はないので、トマトも露地栽培のみです。でもこのトマトの味が他とは違うめっちゃ美味しいトマトになるんです。うちの美味しいトマトの秘訣は…天水!(内緒ですよ。)

でも今年はこの天水が多すぎて・・・トマトがやっぱり病気になってしまいました。トマトは高温乾燥気候を好みます。

悲しい。。。心を込めて栽培したのに。。。早くお日様でてくれへんかなぁ。

やっぱり小さなハウスでも建てたいなぁと思う今日この頃でした。

ミントティー

水曜日の夜は次の日の配達の準備でいつもバタバタ。準備作業で夜まで仕事をしていると仕事の後に美味しいお茶が飲みたくなるんだけど、緑茶を飲むと寝れなくなるし。

でもフレッシュミントティーなら美味しいお茶が寝る前でも安心して飲めるんだなぁ。

癒されるわぁ。( ̄▽ ̄)

ミントの葉を数枚にはちみつ一杯。美味しいよー。

JAECの海外農業研修

私がベルギーに住むきっかけとなった The Japan Agricultural Exchange Council では毎年、アメリカやヨーロッパ(私が参加した時にはオランダ、ドイツ、スイス、デンマーク)に農業研修生を派遣しています。私はこの研修でオランダの有機農家に一年間滞在し農業研修を行いました。

初めて住む海外は色んな事が日本と違いカルチャーショックが大きかったのを今でも覚えています。

最初の一か月間は語学学習があり、オランダ語を学びましたが最初の頃は言語もわからず本当に苦労したことを覚えています。農業形態も日本とは全く違う世界で色んな事に驚きました。オランダの農業はとても発展していて、農業というイメージよりはまるで工場なんじゃないかと思えるような効率的な栽培が行われている事が多いです。

自分が今まで勉強した農業の知識とはまた全く違う農業を学ぶとても良い機会でした。

最近ではベルギーでも日本のぼかし肥料、EM菌などそういった言葉も見聞きするような事もあり、これもまた面白いなぁと思いながら農業をしています。

農業も色んな形があり、人それぞれの考え方があります。

JAECの海外農業研修は私にその機会を与えてくれた第一歩です。私が参加した時には農林水産省からの助成金は出なかったため、研修に参加する前に一年間アルバイトをして研修費を貯めてから参加しました。決して安い金額ではありませんが、自分の人生を決める大切な経験になった事は確かです。

今年からは研修に参加されたOB・OGの方々のご尽力で農林水産省から研修費の半分が助成されるそうです。(上限60万円)こんなチャンス!私の頃にはなかったので、農業に興味のある若い人達にはぜひこのチャンスを逃さず、広い世界に新たな自分を見つけに行くきっかけにして頂きたいなぁと思い今回のブログのテーマにしてみました。

日本の農業が素晴らしい未来であるためにも若い力が育ちますように。