作業開始

 立春を迎え、朝は寒いですが日中は暖かい日も増えてきました。例年ならまだ寒いし天気も悪いしと何となくダラダラと過ごしてしまう2月ですが、今年は忙しいのでしっかり準備しておかないと後でてんてこまいになってしまいます。でも実は今までも早めに準備しておくと助かることは沢山あるという事には気づいていました。

 去年の今頃、暇な時間に何もしていない自分が嫌でインターネットで何か情報はないかとポチポチしていました。その際にミニマリストのYoutubeに出会いました。物を最小限で生活することはできないけど、物を無駄にしないミニマリストの考え方に共感を覚えました。自分にとって必要のない物を少しづつ減らし始めたら驚くほど時間が増えたことに気づきました。

 買い物のときに買い物をリストを作って、それだけを買う事に決めて店に行ったら買い物がなんと10分で済みました!大嫌いな買い物も準備をして臨めばあっという間に済みました。驚き。

 さらにミニマリストの考え方を少しづつ実践してみて気づいた事は、一日の生活の中でも長期の生活についても、計画や準備をして生活すると日々の不安を小さくすることができるという事でした。自分の大切な時間は自分の好きなことや大切な人のために使いたいですね。

春もすぐそこ

 寒い寒いと思っていても、外に出て足元をよく見てみると自然はもう春の準備をしています。

 寒くて暗い時期は畑に行くのが本当に億劫になります。大してすることもないしなぁとか、色んなしなくていい理由を考えてサボろうとしてしまいます。(;’∀’)

 そんなときは自分を奮い立たせるために、尊敬する人や大好きな人に会いに行って話をするとやる気が出ます。そして自分も頑張ろうと思い「えいやぁ!」って外に出てみると(面倒で手をつけていなかったこと等)案外楽しくなって作業が進みます。

 みなさんのやる気スイッチはどうやってオンにしますか?

 

なにもない畑

 楽しかった日本から帰ってきて、夢気分ともそろそろお別れ。楽しんだ分だけ仕事頑張らねばと気分を入れ替え畑に行くと・・・なーんにもない (´;ω;`) 

 日本ではオランダ研修時代の仲間(農家)を訪ねました。みんなそれぞれ色んな種類の野菜を栽培していて、とーっても興味深い体験ができました。私の畑にはなんにも無いけど、みんなの畑やハウスにはいろんな野菜があって羨ましい!

 また農家訪問についても書いていきたいと思います。

 そんなわけでみんなからエネルギー貰ってきたので、何にもない畑に沢山野菜を作る準備をしていきたいと思います。

久々の帰国

 年末から数年ぶりどころではないぶりに日本に帰国していました。畑の野菜を心配することなく日本を思う存分楽しむためにこの時期に帰ることにしました。

 帰国までの道のりは思ったよりも長かったです。

 子供達が小さい頃の帰国はそれはそれは大変だったなぁ、と懐かしみながら今では随分楽になったもんだ、と思いながら飛行機の旅をなんとか乗り越えました。(飛行時間15時間は長い!)

 続く・・・。

急須カバー

本日の節約。

急須カバーでお茶を温かく保つ。

寒くなってくると温かいお茶を飲みたくなりますが、やっぱり直ぐに冷えてしまうのは寂しい。そこでこの急須カバー(本当はティーポットカバー)を使えば、少しだけ長めにお茶を温かい状態に保てるのでした。

秋の訪れ

畑にあるクルミの木は豊作です。

あんなに暑かった夏もあっと言う間に過ぎ去り、朝晩は冷え込む季節になりました。

雨がなかった夏が終わりやっと雨が降り始めたと思ったら、秋が始まりました。美味しかった夏野菜も終わりを迎えています。

これからは美味しい秋野菜の出番です。

秋野菜は朝晩の寒暖の差によって味がさらに良くなります。これから寒くなってくると鍋なんか最高ですね!

ヨーロッパでは戦争の影響によりガス代が恐ろしいほどに上がっています。ガス代だけで生活費の半分以上になるほどの値段です。これから寒くなってくる季節にどの様に暖を取るか、みんな必死で準備をしている状況です。

ガス代の値上がりと合わせてこれから電気代の値段も上がるという事で、生活がさらに大変になってくるだろうと心の準備をしています。

どうすればガス代や電気代の節約をできるか考えて、思いついたのは「皆で鍋を食べて、早く寝る」でした。

早寝が苦手。でもこれからは少しづつ早く寝ないと、健康にもいいしね。

皆さんの節約術はどんなのですか?

りんごは豊作

今年はなぜかりんごが豊作でした。植え付けて4年目のりんごです。手のひらサイズの立派なりんごが収穫出来ました。果樹は専門ではないので、全くわかりません。でも豊作のりんごを見ることが出来て幸せです。

今年はりんごとトマト以外は不作です。例年の事、雨が降らないからです。もう2か月以上もほぼ雨が降っていないんです。( ;∀;)

ただの一日でもしっかり雨が降ってくれればそれだけも私の野菜は救われるんですが、その一日さえ今年の夏はありませんでした。本当に過去最悪の記録です。

それでも私の野菜達は枯れずに頑張ってくれています。私の愛情のお陰です。

雨が降らない事で良い事が一つだけありました。

それは「ウサギが全くいなくなりました。」多分、生きていくために必要な水分を得ることが出来なかったんだと思います。環境の変化は野生にとっても厳しいものです。人々も水や自然をもっともっと大切にしていく必要があります。

今あるもので幸せに過ごす事が出来るようになれば「もっともっと」が減って、人々も自然ももっと豊かになるんじゃないかなと思う今日この頃です。

暑さに負けず

ほとんどを水やりをしなかった赤ビーツも生き生きと元気です。

先週末も30℃を超える猛暑が続き、今週には全ての野菜が枯れてしまう覚悟で週末を迎えました。暑くて乾燥していても、残りの雨水は少ないので水やりをしたくてもできません。

そして今週。どうなっているのか心配だった野菜も山を何とか越えましたが、まだ雨が降る気配はありません。今日の午後からは雨の予報でした。今回の天気予報図は結構雨の確立が高かったので、期待をしてしまったのですが。。。やっぱり雨は降りません。あー、期待してはいけなかった。そんなときはやっぱりかなり凹んでしまいます。

どんなダンスをしたら雨が降るのか真剣に考えてみようかな。

大変だった週末を生き延びてくれている野菜達。

暑い日のおつまみ

ベルギーでは相変わらず雨も降らず暑い日が続いています。水曜日からは30度を超える真夏日になりそうで、畑でも野菜を枯らさないために雨水をやっています。タンクの雨水も残り僅かになってきました。来週も30℃を超える日々が続くとさすがに野菜は枯れてしまいそうです。

去年までは天気予報図を見て、雨が降るとの予報を見て→喜び、やっぱり雨が降らない→イライラ。15分毎に天気予報図をチェック→イライラ。なんてことの繰り返しをしていました。

それなのになぜか今年はそのイライラ&ストレスを手放すことができました。自分でも驚くほどにストレスがない。もちろん雨が降らない事も野菜が枯れることも悲しいんですが、自分の力の及ばない事に対してエネルギーを費やすのが勿体ないと考えるようになったら自然とストレスが減りました。「なるようにしかならん、それ以上考えない」

だから7月は畑を放り出してバカンスに行きましたが、畑の心配はせずに思いっきりバカンスを楽しむことができました。

これは自分にとってかなり大きい成長だと思います。でももちろん雨が降ってくれたらめっちゃ大喜びしますけどね!

そして暑い日に新鮮なズッキーニで超簡単ヘルシーおつまみ。

まずはズッキーニを半分に切って、電子レンジで3~5分ほど柔らかくなるまでチン。その上にオリーブオイル、塩、黒コショウ、チーズをかけたら熱いうちに頂きます。今がシーズンのズッキーニ、油とよく合う美味しい野菜です!

大好きなブルターニュ

はっと気づいたらもう一ヶ月もブログが更新できていませんでした。7月は畑仕事が忙しく、バカンスに向けて気持ちがまっしぐらでした。そして7月はフランスのブルターニュ地方に畑を放ったらかしてバカンスに行ってきました。

ブルターニュ地方は天候の変化が激しいので夏場でも寒いと感じるような事も多いですが、私達が滞在した期間はちょうどヨーロッパに猛暑が訪れた時でブルターニュ地方でも30℃を超えるような日々が続きました。

ブルターニュの海はとても綺麗ですが、海水は冷たく気合がないと泳げない海です。でも猛暑のお陰でいつもほどの気合は必要ありませんでした。それでも長く泳ぎたい場合はボディスーツがあると安心です。

ヨーロッパでも毎年、気候変動の影響を大きく受け今年の夏は色んな国で40℃に達するような猛暑です。フランスの各地でも色んな場所で火災が発生し、かなりの面積の森林が焼けました。(今年の始めから7月まででヨーロッパ27ヶ国合わせて、517,000ヘクタールが火災により焼失したそうです。)

ブルターニュに行くまでの道のりの広大な畑も乾燥により畑の色は黄色っぽい。10年前にブルターニュに行った時のフランスの景色はもっと緑色が濃くて、自然は生き生きとしていたのにと感じました。

フランスは農業大国です。国土も広いので畑の広がる景色もベルギーなんかと比べ物になりません。その景色には畑しか広がっていない場所も多く(森や木が植わっていない場所も多い)一種類(例えばトウモロコシ、小麦、ジャガイモ、サトウダイコン、牧草など)の穀類が一面に広がっています。

この規模の農業で単一作物の方が効率が良いのは理解できますが、例えばこの広大な畑全体に殺虫剤や除草剤を使っているとしたら、と想像すると鳥肌が立ちます。(そうかもしれないし、そうではないかもしれませんが想像すると怖いと感じます。)そして逆に使われていないとしたら、自然や環境はどんな風に変わっていくのだろうと。そう考えたときは未来は明るく感じます。

去年、畑で作業していた時にふと畑全体を眺めている時に、私の畑の境目とお隣さんの畑の境目できっちりと違いが見られました。私の畑の上には無数の蝶々が飛び交っていました。お隣さんの畑には牧草しかないので、何もいませんでした。でもきっとそういう事だと思います。そこには蝶を引き寄せる魅力のあるものはなかったのでしょう。

多様性ってはっきり言って手間も掛かるし、時間も掛るし、面倒な事の方が多いです。野菜の種類が増えるほど、手間も管理も変わりますから。でもそのお陰で色んな動物が集まったり、虫が集まったりします。(←この動物や虫が本当に面倒なんですけど!)その多様性を知ることで新たな発見があります。色んな物を色んな角度から見ることができれば、世の中も少しづつ良い方向に進むんじゃないんかなぁと思ったりする今日この頃でした。