木を片付ける

去年の3月にお隣さんの大木(ポプラの木)が畑にデーンと倒れて、その大木は主人が慣れないチェーンソーを使いながら何とか仕事に支障のない程度まで片付けてくれたのですが、まだ根っこの部分が残っていたので昨日はその残りを片付けました。

チェーンソーは怖いけど、やっぱり早い!一気に大木が片付きました。この短くしてもらった木株を使ってみんなが休める椅子にしようと思います。

去年倒れた時の様子。

チェーンソーでバッサリと。

SAKURA

木曜日は配達の日。今日もブリュッセル市内を車で配達していたら、そこらここらに春を発見!桜を見たら日本人の血が踊りだす。もう桜見るだけで心はウキウキ。

みんなでワイワイお花見したいなぁ。コロナよー、早く終われー。

作業開始!

天気も良いし、春も来たし、作業開始!というわけで、今日もまた人参のタネを蒔いてみました。前回蒔いた分はまだ芽が出てませんでした。何となく出ない気もするけど、そんなに暖かい日もなかったし、これから暖かくなると芽が出るような気もするし。もう少し待ってみて、出てこなければまた蒔き直してみようと思います。

今日は日差しが暖かかったので作業してたら暑いくらいです。畑の隣を散歩してる人が沢山いました。
梨の芽が開き始めてます。これから霜が降りない事を願うのみ。

菜の花の胡麻和え

今回も説明はオランダ語

春が来ました。菜の花が美味しい季節。今回のレシピものんびりの定番、胡麻和えです。胡麻和えは和食の基本でめっちゃ簡単、時間が無くてもすぐに出来る一品。

材料

  • 菜の花 1束
  • 砂糖 小さじ 1
  • 醤油 小さじ 2
  • 胡麻 大さじ 1,5

動画の通り、菜の花を軽く茹で(約1~2分)しっかり水分を切った後、食べやすい大きさに切る。胡麻をすり鉢で擂ったら砂糖と醤油を混ぜ菜の花と和えて完成。

上記の分量は今回の菜の花の量に合わせた分量になっています。胡麻和えは他のどんな野菜とでも美味しいので是非色んな野菜を試してください。

フェンネルのきんぴら

  • フェンネル 1株
  • 人参 2本
  • 鷹の爪 少々
  • 砂糖 大さじ 1
  • 醤油 大さじ 1強
  • 出汁(ほんの少し)
  • ごま油 小さじ 1
  • ごま 飾り用
  • 水 50㎖ほど

今回のレシピはおかんの味弁当の定番、フェンネルのきんぴら。きんぴらは各家庭で味付けが変わる一品ではないでしょうか。私は隠し味?にほんの少し出汁を足します。季節によって野菜を変えて、色んなきんぴらを試してみて下さい。他にきんぴらにお勧めなのはもちろん牛蒡(ごぼう)もそうですが、コールラビも美味しいです。コールラビは火を入れることによって、更に甘みが増すので砂糖は少なめの味付けでもいいかと思います。

動画の中ではオランダ語で説明しています。
  1. フェンネルと人参の汚れを落とし、人参は皮を剝いてから写真の様に野菜の材料を千切りにする。
  2. フライパンにごま油を入れ、千切りの鷹の爪を入れて軽く香りがたつまで炒る。
  3. 千切りにしたフェンネルをフライパンに入れ、油が回るまで強火で炒める。
  4. 全体的に油が回ったら、出汁の入った水を回し中火で炒める。水の量が半量ほどになったら人参を入れてさらに炒める。
  5. 水分がほとんどなくなった状態になったら、砂糖、醤油で調理する。(好みで砂糖と醤油の量は調整する。)
  6. 仕上げにごまを振りかけて完成。

チャービル(セルフィーユ)

今回の野菜(ハーブ)はチャービル。これもまたまた日本人には馴染みの薄い野菜の一つ、ヨーロッパでは一般的でスープなどに良く使われます。

香りの強いセリ科のハーブですが、セロリやパセリとはまた一味違う香りを持ったハーブです。ほんのりアニスの様な香りがありとても爽やかで魚料理やサラダにも美味しいです。

私のお勧めは、冷蔵庫の残り野菜を炒めて煮込みポタージュに仕上げでチャービルを入れた健康スープ。(圧力鍋を使えば20分ほどで出来てしまう簡単なスープです。)

  • 冷蔵庫の残り物野菜 適宜(出来れば香りが余り強くない野菜、ポワロネギ、人参など)
  • チャービル 1束(香りが強いので、入れる量は好みで調整)
  • 水 1,5リットル
  • 塩、こしょう 少々

まずは野菜を適当な大きさに切る。大きめの鍋を用意し、強火で鍋を温める。油大匙1で野菜を炒め、軽く火が通ったら水1,5リットルを鍋に注ぐ。野菜に火が通ったら固形ブイヨンを追加し、鍋の野菜全体にミキサーをかけて野菜の塊がない状態にする。ここで味見をして、塩・胡椒で味を調整する。

仕上げにチャービルを入れて2分ほど煮込む。さらにミキサーをかけて、出来上がり。

チャービルの香りを失わないために、最後に入れて仕上げるのがポイントです。

冬スベリヒユ

スベリヒユって知っていますか?日本では余り知られていない野菜ですが、ベルギーでは昔からある野菜です。ベルギーでも若い世代の人は馴染みのない野菜かもしれません。

スベリヒユには夏スベリヒユと冬スベリヒユの種類があり、名前は同じスベリヒユですが種類は全く異なります。冬スベリヒユは学名(Claytonia perfoliata)、夏スベリヒユは学名(Portulaca oleracea)で見た目も味も全く異なります。どちらも他の野菜にない変わった食感と味が楽しめます。

冬スベリヒユ

そしてこの冬スベリヒユはとっても強い野菜で、冬のマイナス気温でも枯れることなく元気に育ちます。冬の寒さに当たったスベリヒユからはビタミンⅭ、カルシウム、マグネシウム、鉄分などを摂取することが出来ます。

調理方法は簡単で生でサラダ、さっと炒めたり、お吸い物などにも美味しいです。

まだ試したことがない方は是非一度お試しあれ。季節が来たら夏スベリヒユも紹介したいと思います。